2011年8月30日火曜日

MITの開発しているパーソナルモビリティ



多くのメーカーからコンセプトモデルが次々と発表され、街中のあたりまえな風景になるのももうすぐと思われるパーソナルモビリティ。伊藤穰一氏が所長、石井裕氏が副所長のMITメディアラボは、「CityCar」というパーソナルモビリティを開発中。一番の特徴は、折りたたみ式というところ。レンタサイクルのように、街中に配備することを想定しているとのこと。公開されたコンセプトモデルは、1/2サイズなので、残念なことに人の乗車はまだできない。2013年に生産開始を目指す。

2011年8月28日日曜日

太陽・風力によって発電された電気は、住居や車へと供給され、無駄の無い完結した電気利用を可能にする。

未来の住居ライフスタイルを提案した「Habitat」我々はシンプルかつミニマルなライフスタイルを送るようになるのでしょうか?

アメリカのプロダクトデザイナー、Jon Salemoによるコンセプト。このコンセプトは車と家がダッキングするアイディアからスタートし、持続可能な生活を送る為に考えられた。


平方フィートの住居と32平方フィーとの車で構成されている。このコンセプトでは車さえも住居として考えられている。住居空間ではリビングルームの様に椅子が設置され、車として利用する際は通常の前向きの配置となる。

太陽・風力によって発電された電気は、住居や車へと供給され、無駄の無い完結した電気利用を可能にする。

【持続可能な生活を可能にする、無駄を省いたミニマルな生活スタイル】http://www.designboom.com/weblog/cat/8/view/15304/jon-salerno-habitat-microhome-concept.html

2011年8月25日木曜日

8.27に「スマートEVサミット2011」開催!



先日新型の発表があった、smart fortwo electric drive。現在日本では、日本メルセデスベンツからの貸与で、試乗体験リポーター7人が日本中を走り回っている。この7人を集めてのディスカッション、そして共同宣言のイベント「スマートEVサミット2011」が、8月27日に開催される。

「次世代自動車の可能性の1つである電気自動車が日本市場でどのように受け入れられるか」を目標に、この4月から試乗体験をしているのは、
・日本で一番初めにスマート電気自動車を乗りたおしたい人
・スマートフォンをこよなく愛する人
・車があれば仕事に行くことができる人 x 2人
・都内のデートスポットを100カ所以上、スマート電気自動車で訪ねる人
・スマート過ぎる巨漢
・若者の車離れを憂いている人
の700人の候補者から選ばれた7人。

ディスカッションは、電気自動車の未来がメインテーマ。「震災を経た日本での電気自動車の可能性」「ネットで試乗体験を情報発信することの意味・可能性」なども語られる予定。司会はジャーナリストの津田大介さん。

2011年8月23日火曜日

あなた方がFerrariのEVを見ることは決してないでしょう。なぜなら私はEVを信じていない。



世界一のスーパーカーメーカー「Ferrari」。エンジンに特別なこだわりを持ち続けている自動車メーカーだ。大衆車から高級車まで、ありとあらゆる自動車メーカーがEVの発表を続々としてくる中、Ferrariから注目の発言が飛び出してきた。「FerrariがEVをつくることは決してない」。これは会長のLuca di Montezemelo氏が、Engadgetの取材にこたえたもの。

You will never see a Ferrari electric because I don’t believe in electric cars, because I don’t think they represent an important step forward for pollution or CO2 or the environment. But, we are working very, very hard on the hybrid Ferrari. This should be the future, and I hope in a couple of years you can see it.

しかし、環境対応の流れはフェラーリにもふりかかっていく。これに対応するために、ハイブリッドカーの開発に注力するようだ。数年中に市販モデルが出せる見込みという。



画像は2010年のGeneveモーターショーで展示されたハイブリッドスポーツカーのコンセプトモデル「Ferrari 599 GTB HY-KERS Concept」。599 Fioranoをベースとし、元モデルと同じ6.0リッターV型12気筒を搭載、リア部に最大出力100ps以上の小型モーターを装備し、7速のデュアルクラッチF1トランスミッションでコントロールするというものだった。


2011年8月21日日曜日

ルノーのEV4種類が勢揃い



EVに積極的なルノー。多くのコンセプトモデルを出してきているが、そのうち4車種が一同に会した、近未来予想ムービー。登場するEVは、Renault Twizy Z.E. Concept、Renault Zoe Z.E. Concept、Renault Fluence Z.E. ConceptとRenault Kangoo Z.E. Conceptの4車種。全車種につくZ.E.とはZero Emissionのこと。

Renault Twizy Z.E. Conceptは、タンデム方式の2人乗りマイクロEV。仕事のできそうなビジネスマンが駆っている。
Renault Zoe Z.E. Conceptは、スタイリッシュなクーペボディのEV。若いカップルがデートを楽しんでいる。
Renault Fluence Z.E. Conceptは、4人乗りのファミリーセダンEVは、Zoeと共通のパワートレイン。ファミリーユースだ。
Renault Kangoo Z.E. Conceptは、荷室の大きいカングーをベースにしたEV。花屋さんが使っている。

まだどれも発売予定はないが、こんな未来はもうすぐそこにきている。

2011年8月20日土曜日

‪Audi Snook‬は電球型でも車です。ヘルメットに一輪車が着いているようにも見えます。ハンドルまでも球体です。

‪Audi Snook - Future Car Design Concept‬

EVだと、こういう電気製品に近い車が出てくるかもしれません。一輪車の自動車アウディ「スヌーク」は、Tilmann Schlootz at the Academy of Art and Design HfG Offenbach Germanyによるカーデザインのコンセプトです。スヌークは、単一の球状車輪上に都市モビリティに最適化された二人乗りプレミアムカーです。その安定化システムは、三軸のaccellero metersに依存している。

2011年8月18日木曜日

Smart fortwoの新しいEVがもうすぐお披露目



2006年7月のロンドンモーターショーで第1世代が、2009年8月にベース車両やバッテリーなどを変更した第2世代が発表されたSmart fortwo EDの最新型、第3世代モデルが、来月開催のフランクフルトモーターショーにて発表される。今回の主な変更点はパワートレイン。モーターが定格出力27ps、最高出力41psのものから、定格出力48ps、最高出力75psへとパワーアップ。リチウムイオン電池がテスラ製のものからDeutsche Accumotive社製のものへと変更。これを受けて、トルクは12.2kgmから13.3kgmに向上、最高速度は100km/hから120km/hに、0-60km/h加速は従来の6.5秒から5秒に短縮し、航続距離は140kmとなった。
ボディカラーはEV専用色のフレッシュグリーンが登場。iPhoneと連携し、アプリに車両情報や給電所情報などを表示してくれるようになるようだ。2012年春から、世界30カ国で販売予定。

2011年8月16日火曜日

BMW i3 conceptは20年前に原型があった?



BMWが今年2月に立ち上げたEVのサブブランド「BMW i」。4月の記事「BMWがボルトの開発者をEVブランド「i」のために引き抜いた。」で書いた通り、GMボルトの開発にくわわっていたトップエンジニアを引き抜き、2013年の市販を目標に開発が進められている。この4月の段階では、まだコンセプトスケッチだったi3とi8の2台が、コンセプト車両として登場した。


このi3のデザインが実は20年前に原型がすでにできていたのではないか、という話がある。1991年に発表されている、電気自動車のプロトタイプ「E1」。2BOXスタイル、リアモーター後輪駆動と共通点多く、エクステリアのリアビューもたしかにちょっと引き継がれているような感じもある。





すでに次期モデルのi4とi5も用意されつつあるようだ。i4はi3をベースにした2シーターの小型スポーティモデル、i5はi8をベースにしたミドルサイズの4ドアセダンになる見込み。

2011年8月15日月曜日

クロアチアから超速EVが登場する予定。



クロアチアのRimac Automobiliから、とんでもないEVが出てくるかもしれない。Rimac AutomobilはMate Rimacが23歳で起業したEVベンチャー。「Concept one」と名付けられたこれは、まだエクステリアも公開されていない謎の車両だが、公表スペックは驚きの、0-100km/h加速2.8秒。92kWhという大容量のリチウムイオンバッテリーに、前後2つのモーターを搭載、最大出力1088ps、最大トルク387.5kgmという圧倒的なパワーを発揮し、最高速はリミッターの制限によって305km/hという。
9月13日からのフランクフルトモーターショーで詳細が発表される予定だが、これが本当だったらとんでもないスーパーEVとなる。来月が楽しみだ。公式WEBでは、公開がカウントダウンされている。Rimac Automobili


これはコンセプトワン計画以前に、Rimac Automobil社の手がけたコンバーチブルEV。BMW M3をベースにして、最高出力600馬力、最大トルク900 Nm、0-100km/h加速は3.2秒という。

2011年8月14日日曜日

モータースポーツと電気エネルギーは良い関係を築けるのか


F1もピットレーンでは静かにEV走行!?」という記事で書いた通り、FIA(国際自動車連盟)が2014年に導入予定の新レギュレーションによると、F1はピットレーンにおいては、エンジンを使わず(燃料供給も停止)、走行しなければならないと定められている。通常走行時のエンジンも、2.4リットルV8から1.6リットルV6になっている。
この電化のニュースを受けてか、トヨタモータースポーツGmbHがニュルンブルグでEVの最速記録にチャレンジすることを発表。現在はF1から撤退しているTMGだが、この電化の流れにのって、サプライヤーとして復活をのぞんているのか。トヨタとしては、「ニュルブルクリンクで走りを披露することで、 "グリーン志向のモータースポーツ"の魅力を示したい」とのこと。
ニュルブルクリンクのEVでの最速ラップ記録は、今年1月にプジョー「EX1」が樹立した9分1.338秒が現状。非公式では、すでにトヨタはこの記録を破っているとのこと。使用マシンは、Alpha-1 SRFをベースにした、最高時速260km、0-100km/h加速3.9秒のハイパフォーマンスEV。
しかしF1は本当にEV化されるのか。F1界を仕切る大御所として知られるバーニー・エクレストン氏は、FIAの新レギュレーションに対し「F1にEVモードは向いていない。それは、バレエダンサーがスニーカーを履いて踊るようなもの」と苦言を呈している。

2011年8月13日土曜日

シトロエンの圧倒的な未来形体のEVコンセプト、奇才オラ・イトー典型的な未来を描いたコンセプトカーです。

かつて人々が、未来に存在するであろうと考えた車が、コンセプトカーとして登場しました。これまでのEVコンセプトとは異なりタイヤが全くなく、夢がありスタイリッシュなコンセプトです。もう車という概念は超えていますね。
手掛けたのはフランス人デザイナーであり、パリで最も勢いがると言われるora-ito彼は21歳でデザイン学校を退学し、webを活用し一躍有名になった。
何を行ったかというと、Louis Vuitton,Apple,Nike,Gucci,YSL等の有名ブランドの商品や住宅、広告に至までを勝手にデザインし、デザインハッキングサイトとして発表したのだ。

Evo : Ora Ïto x Citroën x Mylène Jampanoi for Intersection Magazine from We Do Production on Vimeo.

その結果彼は、「デザインハッキング」から「一流デザイナー」へとキャリアを進めたのだ。彼のデザインハッキングは、公式HPで見る事が出来る。
【さらに未来へと私たちに夢を与える、圧巻のコンセプトカー】http://viacomit.net/2010/10/13/citroen-evo-by-ora-ito/
<ora-ito>http://www.ora-ito.com/

2011年8月12日金曜日

audiのシティーコミューターコンセプト




eTronというサブブランドでEVやPHVを展開していく予定のaudi。すでにいくつかのコンセプトモデルが発表されているが、新たにシティコミューターが追加された。パワートレインの詳細などは未定で、9月にフランクフルトで開催されるモーターショーで正式に発表される予定。今回公開されたのはエクステリアとインテリアのスケッチ数点。サイドドアとルーフの連動する未来的なデザインの、カーボンファイバー補強FRPでつくられた2シーターボディに、2個のモーターとリチウムイオンバッテリーを搭載。モーターショーでの披露が楽しみだ。

2011年8月10日水曜日

10年後のEVの外観は、逆に昔のMINIやBeetleのようなラインになる?



世界鉄鋼協会の自動車分科会であるワールド オート スチール(World Auto Steel、WAS)が明らかにした、次世代鋼鉄製自動車「FSV(Future Steel Vehicle)」の内容。2015~2020年に発売するEV(電気自動車)を想定して、世界の鉄鋼メーカー17社から、自動車メーカーへ提案するというもの。高張力鋼を多く使用して軽量化をはかり、ホワイトボディ(構造体)の質量を、現行の同クラスのガソリンエンジン車に対して35%ほど軽い、188キログラム程度に抑えるという。

35%軽くするには、引っ張り強度が1000メガパスカル級の高張力鋼を鋼材全体の40%以上、1500メガパスカル級を30%以上使用する。この高張力鋼、加工がとても難しい。大きな力が必要だが、下手に力をかけると割れてしまい、プレスしたはずがもどってきてしまうこともあり、なかなか精度がでない。これを上記のFSV案では、1000メガパスカル級以上の高張力鋼は、車体の表面に出さなく、表面は加工の容易いもので覆ってしまう考え。たとえばドアは3枚重ねで、表面は600メガパスカル級。


しかしこの状況を、逆手にとれば、MINIやBeetleの時代に似ていると言える。まだ鋼鉄の加工技術が未熟で、あの鉄板たちを加工するのには、あのデザインが限界だったあの時代。ということは、今回もそういった鋼鉄加工の技術限界にあわせて、それを覆い隠してしまうのではなく、あえてそれを外に見せることで、新しい世代としてMINIやBeetleのような無骨なデザインのクルマが出てくるかもしれない。


ソースは日経ビジネス浜田 基彦

2011年8月5日金曜日

現実を走れるアーケードゲーム機



EVとして何かがすごいわけではないのだが、面白いので紹介。1986年にセガから登場し、当時注目を集めたアーケードレースゲームの「アウトラン」。これを本当に走れるようにしてしまおうというプロジェクト。ただ走れるだけでなく、現実世界を、当時のゲーム画面のような疑似三次元の2Dレースゲーム映像に再構築して変換表示する。
車体は、本物のセガ「OutRun」と電動ゴルフカートのパーツを組み合わせて製作。ハンドルやアクセル・ブレーキなどは、ゲーム筐体と同じものを使っている。GPSや3D地図モデルなどナビゲーションやAR技術の研究、電動車椅子ユーザーに対するゲームを元にしたセラピーへの応用など、もっともらしいことが語られているが、実際は「やりたかった」だけかもしれない。しかしつくってしまって、できてしまったのはすごい。
ソースはengadget

2011年8月3日水曜日

世界最初の量産エコカーとしてのブランドを確立したプリウスの派生「脳波制御のギヤ・チェンジ」プリウス自転車『PXP』

米国トヨタが数社と協力して開発したコンセプト自転車『PXP(Prius X Parlee)』は、デザインも良いが、脳波による「思考制御のギヤ・チェンジ」が可能なところ。自動車メーカーが自転車をプロデュースするのはよくあることですが、なんと、PXPはヘルメットに取り付けられた脳波計を介した思考制御のギヤ・チェンジが可能。フレームをはじめとするほとんどのパーツはカーボンファイバー製で、空気力学を考慮した形状であり、ほぼすべての部品が一体化されている。

ケーブル類は内部に格納され、ブレーキはフォークに内蔵、ステムはまるでヘッドホンのようだ。これによって、走行時に空気がほとんど乱れないだけでなく、見事なまで最小限に切り詰められたデザインとなり、シンプルな固定ギヤの自転車が装備過剰に見えるほどだ。サイクルコンピューターとして使えるよう、スマートフォンを格納する穴まで用意されている。

2011年8月1日月曜日

MINIのおしゃれなiPhone電動スクーター(動画) 電動2輪車の「MINI Scooter E Concept」

昨年の話で、少し古くてすみません。mini好きとしては、もう一度取り上げたい。英国のファッションモデル、アギネス・ディーンさんが『MINI Scooter E Concept』の3モデルを発表した時の動画。E ConceptについてBMW社は、「自然で自由な走行、CO2の排出がゼロ」、「都会の若者たちのニーズに合うスクーター」と謳っている。

E Conceptの始動は、鍵ではなく、スマートフォンをセットすることで行なわれる。さらに面白いことに、GPSソフトウェアによって、同じ地区にいる他のE Conceptライダーについての情報が表示され、彼らとすれ違うときにはヘッドライトが光る。[円型メーターの内側にiPhone用のスナップイン・アダプターが装備されており、iPhoneをナビゲーション・システム、音楽プレーヤー、電話として利用することができる]
(WIRED VISION)