2011年11月30日水曜日

おおきなスマートフォンの塊のようなクルマ


FUN TO DRIVE, AGAINとしてもりあがっているようにみえるトヨタから発表された近未来コンセプト。クルマの表面すべてがまるでスマートフォンのようにタッチパネル画面になっているという「Fun Vii」。

クルマと通信技術の融合を目指すトヨタがここによく表れている。その日の気分などによって外壁の色をかえることもできるし、生体認証でのドライバーの見分けなども可能。

豊田章男社長は「スマホに四つタイヤをつけた車があってもいいと考えた。コミュニケーションの性能を磨けば、車の可能性は無限大に広がる」と語る。

2011年11月28日月曜日

Autonomoという完全自律走行車群のコンセプト


近未来のグリーンコミュニティーを想定してかんがえられた自律走行車のコンセプトAutonomo。世界中の都市で問題になっている渋滞をなくすために考えられたという。

お互いの位置を認識しあって群れのように完全自律で動く自動車の集団。インスピレーションは、魚の群れ、鳥の群れ、そして自転車ロードレースの集団走行だという。

群れでの動きを限りなく効率化するために考えられた流線型のフォルムが未来的でかっこいい。天井には太陽光パネルも装備する、ひとりのりシティーコミューンEV。

車両には完全自自律走行をささえるために、コンピューターと、たくさんのセンサーがついている。

確かに前後ぴったりくっついて、消費エネルギーを最小におさえようとする姿は自転車ロードレースのように見える。

映像もかっこいい。上の画像ではわからなかったが、タイヤが独特の動きをすることがわかる。ホイールとして、普通の回転もするが、そのまわりについたゴムが回転することによって、いわゆるホイールの向きと直角の方向にすすむことができるようだ。


ソース
http://www.behance.net/gallery/Autonomo-2030-Concept-Autonomous-Mobility/2422404

2011年11月26日土曜日

「2040年にはハイブリッド車が姿を消す?」2020年には自動車の売り上げのうち3%がプラグイン・ハイブリッド車に、1%が電気自動車になる。また2040年には現在のハイブリッド車の新規売り上げに占める割合は0%になり、2050年には電気自動車と燃料電池自動車のみで100%になると予測している。

日経ビジネスにショッキングな記事が書かれていた。「2040年にはハイブリッド車が姿を消す?」この根拠はEVを巡るビジネスモデル。例えば古くなった電池を、ソーラー発電マンションや、電力会社の変電所などに設置して活用。こうした電池の再利用まで視野に入れると、電気自動車のコストが相殺されて、結果として安くなる可能性がある。など、5つのビジネスモデルが提案されている。
















上記は、2009年にカリフォルニア州大気資源局CARBが示した、乗用車の新規売上のロードマップ。シナリオでは、2020年には自動車の新規売り上げのうち3%がプラグイン・ハイブリッド車、1%が電気自動車。また2040年には現在のハイブリッド車の新規売り上げに占める割合は0%になり、2050年には電気自動車と燃料電池自動車のみで100%になると予測している。

2011年11月18日金曜日

日産自動車は、2人乗り超小型電動車「ニッサン・ニュー・モビリティー・コンセプト」は公道走行を可能とするための大臣認定を国土交通省から取得した。
















日産の2人乗り超小型電動車は、仏ルノーの小型EV Twizy をベースにした車で、車体は全長234cm×全幅119cm×全高145cm。このクルマは大量に街の中に存在して欲しい。リチウムイオン電池を搭載し、1回の充電で約100キロ走る。日産自動車株式は9月29日、乗車定員2名の100%電動コンセプト車両「NISSAN New Mobility CONCEPT」の公道走行を可能とするための大臣認定を国土交通省から取得したと発表した。

日産自動車は、2人乗り超小型電動車「ニッサン・ニュー・モビリティー・コンセプト」の公道走行実験を行った。横浜市で公道走行によるデータ収集や超小型電動車を活用した地域交通システムのあり方の検証を行った。

2011年11月9日水曜日

日産PIVOついに三代目。自分で充電場所に帰るというルンバのようなEV


日産が12月に開催される東京モーターショーにてコンセプトモデル「PIVO 3」を披露すると発表した。


Nissan PIVOといえば、2005年の東京モーターショーで初披露(正確にはその前に日産ギャラリーで先行展示)されたコンセプトカーで、一番の特徴はキャビンが360°回転するところだ。バイワイヤ技術により、操作系を間接接続しているため、上部を無限に回転させることができる。当時の海外の記事を読むと、「Death of the reverse gear」と書いてある。


その2年後、2007年の東京モーターショーにPIVO 2として再び登場。今でこそEVの「普通」となった4輪インホイールモーター「メタモ・システム」を採用。ダッシュボードには、運転者の顔を認識するロボティック・エージェントが搭載されていた。


そして2011年、4年のときを経てPIVOが再び姿を現した。エクステリアはずいぶん今考えられる「クルマ」に近づいた。上半分がぐるぐる回る仕様ではなくなったが、タイヤを通常の5割増近くの75度まで回転可能で、幅が4メートルあればUターンできる設計。実質的にバック不要ということで、「Death of the reverse gear」の要素は受け継いだ。
注目したいのは、乗車したいときにスマートフォンで呼び出せばやってきてくれて、降車したときには自分で充電場所へかえってくれるという、自動運転機能。映画ナイトライダーの世界が近づいてきている。

2011年11月8日火曜日

オーストラリアのEVスーパーカーがもうすぐ!


創業125年の歴史を誇るオーストラリアの重工業メーカー、VARLEY。その子会社であるVARLEY ELECTRIC VEHICLESがつくったEVスーパーカー「eVR450」が、ブリスベーンで開催された第3回オーストリアEVカンファレンスにおいて初公開された。

これまでは商用のEVなどの開発をおこなっていたが、今回はそのノウハウや技術などをスポーツカーに応用した。
0-100km/h加速3.8秒、最高速はリミッターで200km/h、航続距離はノーマルで150kmまで、オプション装備で300kmまで増やすことが可能という。近年中に20万オーストラリアドル(約1620万円)で発売する予定。Varley Electric Vehicles社のdivision managerのJohn Bettini氏は「"You could expect seeing it on Queensland roads as early as January 2012" 2012年1月には、eVR450をクイーンズランドの公道で試す機会が来るでしょう」と語る。

2011年11月7日月曜日

テスラがメルセデスベンツにEVの技術提供


米のEVベンチャーTesla Motorsは2日、独ダイムラーの高級車ブランド「メルセデスベンツ」向けとして、EV用のバッテリー・モーターなどの基幹技術の提供をおこなうと発表した。テスラは既に、トヨタ自動車のスポーツ用多目的車への技術提供を決定済み。これまでダイムラーにはSmart向けとしてバッテリーの供給を試験的におこなっていたが、メルセデスベンツとなると、トヨタにつづく本格的なEVの技術外販となる。

メルセデスベンツが独自に開発してきたEV「MERCEDES SLS AMG E-CELL」を中心とするE-CELLの技術とどう合流していくかが気になるところ。詳細はまだ非公表だが、ネット経由で開いた決算発表会にてイーロン・マスクCEOが「年末ごろには明らかにできると思う」と語った。

ドイツのダイムラーやトヨタ自動車、パナソニックを株主に持つテスラの7~9月期決算は、売上高こそRoadsterの販売量増で前年同期比85%増の5700万ドルとなったが、純損益は前年同期の3400万ドルから6500万ドルと赤字幅が拡大した。しかし赤字の原因となった開発費などがかさんでいた新型高級セダン「model S」の来年発売分は既に完売。イーロン・マスクCEOは、「モデルSの販売が軌道に乗れば、2013年には黒字転換できるだろう」との見通しを示している。

2011年11月6日日曜日

50社を超える企業が共同で製作したオープンソースの電気自動車 『StreetScooter』

7,000ドルの電気自動車がドイツで発売される。最高時速は約119km、航続距離は約129km。各社が独自のモジュールを製造することで、カスタマイズのしやすさが高まる。そして短期間かつ低コストで製造出来る。

















この車の開発は、自動車部品メーカー、テクノロジー企業、ソフトウェア 開発企業が参加する共同プロジェクトに発展した。それぞれが、注文製造するのではなく、創造的に参加している点はソフトウエアではリナックスが行ったことと似ている点がある。 (記事ソースはwiredから)http://bit.ly/rAH1rr

2011年11月1日火曜日

今夜、横浜マリンタワーが日産LEAFの電力で点灯!



山下公園に隣接してたっている、横浜港のシンボル、横浜マリンタワー。かつては灯台としても機能していたが、いまは横浜を象徴するモニュメントとしての存在だ。海からでも陸からでもどこからどの角度で見ても同じ形に見えるために10角形になっているという。1961年に建設されてから、今年で開業50周年となった。


日産の電気自動車LEAF。どんどん街中で見かける回数も増えてきている。8月にゼロエミッション社会の実現に向けた包括的な取り組みの一環として、搭載している駆動用のリチウムイオンバッテリーから一般住宅へ電力供給するシステムが公開された。


この給電システムを利用して、横浜マリンタワーを点灯してしまおう、というのが今夜のイベントだ。電気自動車が、自らが走ること以外に、蓄電、そして街や家庭の電源となる時代がきたことの幕開け的行事だ。横浜マリンタワー名誉館長の横山 剣(クレイジーケンバンド)による点灯セレモニーは17:00から。Ustreamでも配信http://www.ustream.tv/channel/nissanev








Live video from your Android device on Ustream