2011年4月15日金曜日

藤沢がパナソニックによってスマートシティになる。

エネループを代表とする小さいものから、EVに搭載する大型の蓄電池まで、高性能なバッテリーで知られる三洋電機が、パナソニックグループの一員となった。この元三洋電機を中心とするエナジーシステム事業を、パナソニックとしてはフラッグシップ事業にしたいと考えているようで、太陽電池と燃料電池の創エネ、民生用二次電池などの蓄エネ、配電とコントローラのエネマネ、EVやPHVなどの環境対応車の大きくわけて4つの分野での技術開発をさらにおこなっていくようだ。


そのパナソニックが「街まるごと」へのアプローチをおこなう。街全体として二酸化炭素排出量の削減や、エネルギーの地産地消を目指し、スマートシティ構想「まるごとソリューション」を展開。そのパイロットモデルとして、神奈川県藤沢市のJR東海道線の藤沢~辻堂駅間のほぼ中間地点の線路沿い南側にある、元々パナソニックの事業所であった約6万坪の敷地でおこなわれるのが「藤沢サスティナブル・スマートタウン」構想で、藤沢市と共同で企画推進中という。敷地内には、一戸建て住宅750戸と中高層集合住宅300戸、小規模商業施設や福祉・健康・教育関連施設などを建設。太陽光発電、燃料電池などのスマートシティを実現するための各種技術を投入し、EVやカーシェアリング、バイクシェアリングなどの導入も検討しているという。2013年度の開業予定で、2500~3000人の居住を見込んでいる。

パナソニックグループ 新中期計画

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