2011年2月20日日曜日

8ビット世代の若者をターゲットにした都市向け小型ハイブリッド。


トヨタが昨年のデトロイトモーターショーで初披露し、その後いくつかのモーターショーでも展示がおこなわれた、ハイブリッドコンパクトカーのコンセプトモデル「FT-CH」。プリウスをはじめ、エスティマハイブリッドや、クラウンハイブリッドなど、大型な車種のハイブリッドを販売してきたトヨタの、初めての5ナンバーにおさまるコンパクトカーモデルだ。「圧倒的な環境性能」を追求しながら「走る楽しさ」との両立を目指したとのこと。

デザインは、ニースに拠点を置くトヨタ系のED2(ヨーロッパデザインディベロップメント)が、担当。ファミコンを代表する、8ビットコンピューターにインスパイアされたという。8ビットゲームで子供のときに遊んでいたくらいの年齢の人がクルマに乗れる若者になっているいま、そこに訴えかけようとしている。価格も収入の少ない若者が購入しやすいように安く抑えるようだ。



トヨタは2012年までに既存ハイブリッド車のアップロードはもちろん、新しく8つのハイブリッドモデルを登場させる予定。FT-CHは、米国ではプリウスの知名度を生かして、その派生車として発売する可能性が高いとのこと。くわえて電気自動車も少しずつでてくるであろう。昨年末には、Tesla社との共同開発のRAV4-EVも試作車ができあがっている。

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