2011年2月18日金曜日

コンセプトムービーを見ていると、まるで飼っている犬を見ている様な気持ちになりました。明らかに生命体として、まるで感情があるかの様な存在を感じさせてくれます。

今日は慶応SFCの坂井研の学生から寄せられたメールをそのまま掲載します。今の若者の車に対しての意見を象徴しています。そしてこの動画のすべてが自動車が走行している状態ではなく、デジタルモックアップをオブジェクトとして眺めている状態です。

学生:車というのは、僕らの世代でも乗り物や移動手段と捉えています。また、乗っている車によってその人の感性や富(階級)を表す、ファッションアイコン(シンボル)としても見ているのかなと思っていました。



ところが、今日ふとコンセプトムービーを見ていると、まるで飼っている犬を見ている様な気持ちになりました。明らかに生命体として、まるで感情があるかの様な存在を感じさせてくれます。そう考えると、トランスフォーマーを思い浮かべたのですが、車が生命体として存在しているものの、あの形(利用シーン)では僕にはどうもロボットとしてしか見る事が出来ず、とても違和感を感じていました。



ところが今日ふとこれらのコンセプトムービーを見ていたら、車が僕らの方へ歩み寄って来ている様な気がしてなりませんでした。僕らの子どもや孫の世代、EVが当たり前に走っていて、また当たり前に家の中に入り込み、そこで走るという車以外の機能を果たしたら、もう車ではなく、生命体として捉えるのかなと思いました。僕の子や孫が、ペットの様に車に接する社会は、もう近いのかもしれません。

Citroen DS24 Animation from Benoit Louzaouen on Vimeo.

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